2010/10/19

Char ~ U.S.J


View from Bihoro-ridge
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昔の写真を引っ張り出してたら、偶然Charのアルバムジャケットに似たのが出てきたのでのっけときます。写真は北海道・美幌峠からの眺望です。かなり昔のサービス版プリントをスキャナで取り込んだのであまりきれいじゃありませんが。

で、そっくりだと思ったアルバムはこれ。


1981年発表の『U.S.J』という、ファンにはなんとも複雑なアルバムです。参加ミュージシャンはスティーヴ・ルカサー(g)、ジェフ・ポーカロ(ds)、ニール・ステューベンハウス(b)、デヴィッド・フォスター(key)、ジェイ・グレイドン(g)、ポウリーニョ・ダ・コスタ(perc)という、何故にこやつらとCharが?という面々。ルカサーに呼ばれてCharが渡米した時にはすでにほとんどトラックは出来上がっていたという、なめとんのかお前らは的な録音でありました。評価はいろいろあれど、このアルバムのSmokyはとても聴けたもんじゃないですね。
そういえばラリー・カールトンとB'zの松本氏のインタープレイもCDになってますが、こっちはまあまあ聴けます。まあまあと言うのは、松本氏のプレイがカールトンとほとんど溶け合っていないので、聴いていて居心地が悪いため。なんかカールトンが無理に自分の型にはめようとしてる感じで、松本氏がのびのび演奏出来てない気がします。
ルカサーにしてもカールトンにしても、外タレが宣伝で日本人呼んで押し付けの競演ものを作るのはやめてほしいですな。一緒にやりたきゃそっちから来るのが礼儀というもんでしょう。

2010/10/18

憧れだった


My wishfulness
Originally uploaded by zzox


YAMAHA SG600です。
ご本人には失礼ながら、今となっては赤面ものですが高校生時代に高中に憧れ、おのずとSGにも憧れたわけです。学校の先輩がSG500のチェリーレッドを持っていて、5万円で譲るよと言われてもそんな大金出せるわけもなく(SG500の定価がそもそも5万円)、いつしか高中熱も冷めて大人になってしまいました。

シモクラにはよくSG1000だの2000だのの中古がぶらさがってて、これ昔欲しかったんだよなーなんて眺めては懐かしんでましたが、SGは現行モデルでもあり中古価格もそんなに安くはありません。

ところがですよ、またしても恐るべしハードオフ。1979~81年販売の短命モデルながら、ダイレクトサーキット、ピックアップは1000と変わらない(多分)と言われる、中古市場ではボロボロでも3万円以上の値がつきすぐに売却済みとなる幻のSG600が、なんと¥18,900のもってけドロボー状態。打痕もあまりなく、ネックは順反り、フレット7~8分程度、ガリはほぼ無し、ペグもスムースという、非常に状態のいいもの。これ逃す手はないよねー、と即買いでした。

この時代のヤマハは今では信じられないような質の良い楽器を生産していたと思います。SG600はドットポジションとかシンプルなインレイ、淡白なヘッドデザイン、PU切り替え回路が無いなど、SG1000/2000から見れば廉価版ですが、貼りボディのバックがアガチスかマホガニーかと指板材の違いこそあれ、ボディの作りこみは全く同じと言って良いほど遜色のないもので、決してどこかを手抜きして適当に作られたモデルではないです。SG600自体でひとつのモデルとして十分成り立つんではないかな。

というわけで、また道楽に手を出してしまったことを反省しつつ、報告終わり!