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2010/10/18

憧れだった


My wishfulness
Originally uploaded by zzox


YAMAHA SG600です。
ご本人には失礼ながら、今となっては赤面ものですが高校生時代に高中に憧れ、おのずとSGにも憧れたわけです。学校の先輩がSG500のチェリーレッドを持っていて、5万円で譲るよと言われてもそんな大金出せるわけもなく(SG500の定価がそもそも5万円)、いつしか高中熱も冷めて大人になってしまいました。

シモクラにはよくSG1000だの2000だのの中古がぶらさがってて、これ昔欲しかったんだよなーなんて眺めては懐かしんでましたが、SGは現行モデルでもあり中古価格もそんなに安くはありません。

ところがですよ、またしても恐るべしハードオフ。1979~81年販売の短命モデルながら、ダイレクトサーキット、ピックアップは1000と変わらない(多分)と言われる、中古市場ではボロボロでも3万円以上の値がつきすぐに売却済みとなる幻のSG600が、なんと¥18,900のもってけドロボー状態。打痕もあまりなく、ネックは順反り、フレット7~8分程度、ガリはほぼ無し、ペグもスムースという、非常に状態のいいもの。これ逃す手はないよねー、と即買いでした。

この時代のヤマハは今では信じられないような質の良い楽器を生産していたと思います。SG600はドットポジションとかシンプルなインレイ、淡白なヘッドデザイン、PU切り替え回路が無いなど、SG1000/2000から見れば廉価版ですが、貼りボディのバックがアガチスかマホガニーかと指板材の違いこそあれ、ボディの作りこみは全く同じと言って良いほど遜色のないもので、決してどこかを手抜きして適当に作られたモデルではないです。SG600自体でひとつのモデルとして十分成り立つんではないかな。

というわけで、また道楽に手を出してしまったことを反省しつつ、報告終わり!

2009/09/30

MXR PHASE 100 NO.M107


Phase 90と並ぶ定番中の定番、MXR Phase 100ですが、この写真どこか変です。


よーく見るとわかりますが、そう、INTENSITYのツマミが上向いてます。



これ中古のオークションで入手したんですが、買った時はぜんぜん気がつかなかったです。届いてみて初めて気付いて、改めて出品写真見たら上向いてました。

んー、改造品かと落胆しながら基板を確認してみたんですが・・・






ご覧の通り、どうも部品を交換した形跡が見当たりません。基板裏のフラックスが乗ってるところはフォトカプラの部分なので、ロータリースイッチの改造とは関係ないです。

ツマミとロータリースイッチの軸は切り欠きがあるので、上下逆につけようと思っても入らないから、付け間違えではないです。

しかも・・・・・・このロータリースイッチ、4ポジションじゃなくて8ポジション!!!

ロータリースイッチを交換した形跡も無いので、元々の仕様???




Webで調べられるものはいろいろ当たってみたのですが、こういった仕様のPhase 100が存在したという記事は発見できませんでした。音の方はと言うと、どうやら4ポジション分の音は切り替えが出来ています。8ポジションありますが、ツマミの可動範囲は時計で言うと8時半から時計回りに4時半までで、各位置と音色の関係は次のとおりです。

  • 8時半・・・筺体の8時位置の波形図の音色
  • 9時半・・・上記と同じ
  • 10時半・・・筺体の7時位置の波形図の音色
  • 11時半・・・上記の音色の高音を強調
  • 12時半・・・筺体の5時位置の波形図の音色
  • 1時半・・・上記の音色の高音を強調
  • 2時半・・・筺体の4時位置の波形図の音色
  • 3時半・・・上記と同じ

4種類の波形がそれぞれ2ポジションあることになりますが、そのうち2種類の波形については同じ音色のポジションがあるので、8ポジションあっても実質6段階切り替えになっています(8時半と3時半は無くても良い)。音自体はごく普通に使えるもので、正常な個体と比較したわけではないですが、特に使用上の問題は感じませんでした。高音が強調されると言ってもキンキンするのではなくクリアになる感じなので、かえって使えるポジションが増えたようなもので、得した気分です。

メーカーへの問い合わせはしてませんが、もしこういう仕様で製造したことが一時期でもあったのだとしたら、かなり希少なものだと思います。ただ、ポジションマークとツマミ位置が合わないという、製品としての基本的なポイントが満足できていない以上、Jim Dunlopがメーカーとしてそんなものを販売するか?という疑問もあり、何とも言えません。やっぱり改造品なのかなぁ。

もうひとつ考えられるのは、非常に良く出来た模造品?

オークションで入手と書きましたが、出品者は中古楽器店で、この事を伝えたところ非常に真摯に対応いただいたんですが、私の方が逆にこの奇妙な個体を返品するのが惜しくなり、このまま引き取ることにしました。その楽器店でも、こんなPhase 100は見たことないそうです。

もし何か情報お持ちの方がいたら、コメントよろしくです。

2009/09/25

BOSS CS-3 Compression Sustainer

1986年頃に登場し今も販売されているロングセラー・モデル。フュージョンなんて分野があった頃はもてはやされましたが、今はコンプなんて日陰の存在なんでしょうな。それでもコンプのかかった音は独特の存在感がありますし、なくなりはしないペダルではあるんでしょう。こうや豆腐かかんぴょうのようなもんと思っとります。
これだけ長く売ってれば当然ですが、いく度かこのモデルは部品変更を繰り返してるようで、こいつは最初期の頃に使われていたdbx1252が載ってます。だからなんだと言われてもようわかりませんが、ダイナミックレンジが広いとかどうとか言う評価があります。dbx1252が載ってるだけでビンテージと称して¥9,000くらいで売ってるクソ楽器屋もありますが、いい加減そういううさんくさい商売やめてもらいたいもんです。これ買った時は地方によくある「総合デパート」という名のガラクタ屋で、¥1,500でした。



音はバッチリこもります。TONEありますけど、すっきりした音にはならないです。ツマミいっぱいあるので、いろいろ調整すればお気に入りのポジションも見つかるかもしれんですが、結局つながない方がすっきりするかなーということで、あまり出番はないかも。

2009/09/24

YAMAHA JX20 Guitar Amplifier



おそらく1980年頃の入手と思いますが、ヤマハのアンプです。店で買ったのでなく、誰かから譲ってもらった気がしますが、誰だったか覚えてない。そんなこんなで20年以上も持ってます。使い始めてすぐにガリが来たので、あんまり出番はなかったような。実家を離れるに当たって押入れにしまいこんでましたが、久しぶりに帰省して引っ張り出してみました。




ガリをなんとかしたかったのと、中身に興味があったので、分解してみました。OVERDRIVE回路は案の定JRC 4558DVが載ってます。この時代のヤマハのエフェクタは定番なんですかね。OEMのKORG ODV-1にもこの石が載ってたと思います。DVってグレードはDやDDよりややノイズ大目で安かったという情報を見かけます。
ガリは接点復活剤を注入して修復しました。このスプレーは一時的にしか復活しないし、後でホコリを固めこんでベタベタになるのであんまり好きじゃないんですが、まあこのアンプならいいでしょう。
このアンプ、昔はあんまり好きじゃなかったんですが、自分の耳が多少肥えて来たのか、20年寝かせて枯れたのか、結構いい音しました。せっかくJRC 4558使ってるんだから、もう少し回路に気配って使える音にしてくれてれば、もっと名機と言われたんでしょうが、そこはFシリーズとは違い廉価版普及モデルだったこともあって、まぁ限界はありますが。外装の色は他のアンプには無い迷彩系の茶色でカッコイイので結構好きです。
よせばいいのに、「哀しみの恋人たち」と「NAMI」をちょろっと。うろ覚えなのでミスってます。



Guyatone WA3 Wah Rocker

ちょっと前まで探してたんですが、あんまり中古が出回らなくなって来たのと、たまに出ても生産終了モデル&やや人気なので大変高値だったりします。それでしばらく敬遠してました。

今シルバーウィークで実家におりまして、家に居ても暇なので近所のリサイクルショップをぶらぶらしてたら、見つけちゃったんですよー。いやぁ、あなどれないですね、田舎の中古市場。ほどほどな適正価格で、しかもピカピカです。

音の方ですが、ほぼ想像通りでした。シングルでは試してないんですが、ハンバッカーだとONした時に確実に音量が上がります。音割れするくらい。試奏したギターはレスポールタイプですが、PUポジションセレクタがセンターの時にフロントとリアをフェイズアウトするようにしてあり、出力が若干下がります。その場合は音割れしなかったので、シングル向きかもしれないです。

私はTHRESHOLDもDECAYも12時以下が好きですね。THRESHOLDを12時以上右に回すとミャウミャウ言い過ぎてくどいです。
で、こちらに動画をのせてみました。記念すべきYouTube初アップがこんなんでいいのか悩みましたが、まあ我慢してやってください。


2009/09/13

Guyatone PS-031 Distortion Pro

東京サウンド(Guyatone)のディストーションです。1980年代中~後半にProシリーズとして出たものです。海外では割と評判のいいGuyatone PSシリーズですが、日本ではあまりレビュー記事が無く、回路図も見つからないので、入手して中を見てみることにしました。ほとんど新品、箱と当時の保証書付きで牛丼10杯しなかったので超ラッキー。
GuyatoneのエフェクターはぼってりしたケースのEffect Machineシリーズ(PS-1xx)、プラスチックっぽいPS-00xシリーズ、昔のラジカセのツマミのようなPS-01xシリーズ、PS-01xと同じケースのPS-02xシリーズがあります。PS-01x、PS-03xシリーズのオーバードライブは今でもやや人気があります。布袋使用という話だけで買ってる人がほとんでしょうけど。
回路を見てみると、どうもDistortion and Sustainerっぽいですね。OPAMPはM5218L(4558互換)とLM308Nがあります。LM308NはRATの初期~中期のOPAMPですね。
あとBOSSのON/OFF SW標準の2SK30A(Y)×4、2SC1571×6です。C1571はC1681互換で、C1681はRoland BeeGee (Fuzz)にTA750Mとの組み合わせで使われています。
う~ん、どういう回路なんだろう。RATのコピーしたら音の伸びが無いのでDynacompをつなげてみたってところでしょうか。音は確かにRAT系で、ツマミの名前もFILTERになってます。Fuzzっぽい音で、使いづらくはないです。FILTERツマミ、GAIN(歪み)ツマミはどちらも12時以下がいい感じです。どちらも12時超えると痛くなります。
ちなみに同じProシリーズのPS-032 Over Drive ProにもNJM4558L/LM308Nが載ってるというレポートを見ましたので、同じ基板で定数変えてるだけなのかもしれません。

ということで、過渡期のAria、Guyatone、Korg、Pearl、YAMAHA、Tokaiのエフェクターは混沌としていてどれが本家の設計なのかわかりません。だから消えていったと考えられるのかもしれません。必死にいろんな製品を研究して、ベストと思われる回路を作ろうとしたのかもしれませんが、いじくり過ぎて元の個性を失くしてしまう結果になってしまったんでしょう。

2009/09/07

Tokai (東海) TXC-1 Exciter

東海はもういいや、と言いながら、エキサイタです。

いらんいらんと思いつつも、あるんですねぇ、時々。しかも新宿区の暴利楽器店では絶対につけない価格で。TDL-1(Delay)とTPH-1(Phaser)もありましたが放置です(見つけた場所は内緒)。

何でもかんでも買ってるようですけど、揺れと空間ものは一応こだわるんですよ。最近はPhaserとAuto Wahにはまってまして、もちろんアナログ回路のです。PhaserはGuyatone Rolly Boxしか使ったことなかったですが、しばらくあのシュワシュワが嫌いで遠ざかってました。興味がなかったので回路とかあまり気にしなかったのですが、揺れ回路の段数で音が変わるという基本的なことを知り、2段と4段で良いと思うものを探しまくってます。これ、うまく使えばAuto Wahより遥かにいい音が作れますね。

あ、エキサイタの話を忘れてましたが、まぁこれは特にどうっちゅうもんではないし、また今度。

BOSS DIGITAL STUDIO BR-532

「イチローは同じ毎日を送っているのに、どうして未来が創れるのだろう」 なんてCMやってますが、あのナレーション考えたやつは余程アホですね。それをずっと放映させてる会社の感性もどないなもんかと。

それは置いときまして、ローランドのマルチトラックレコーダです。

わたしらの時代はカセットの4TRとか8TRとか、ヒスノイズと戦いながら、はたまたワウフラで音程がフラフラになるたびにチューニングし直すという、演奏とは別の部分の努力をしながら必死に録音してたもんですが、今はデジタルなんですねー。そんなの何年も前に出来てたんでしょうけど、久しくレコーディングというものから離れた生活だったので、あんまり機材を知らんかったんですが、最近ハードオフ巡りが趣味になってしまって、見つけちゃいました。

「録音できました。液晶薄いためジャンクです」。これって、本気でそう思ってジャンクにしてんですかね。コントラスト調節できたので、ジャンクでもなんでもないんですが、在庫ふくらんだのを処分するためにわざわざジャンクにしてるのか、本当に店員に能力が無いのか。まぁ買う方にとっては大助かりですが。

そんなこんなで、デジタルマルチトラックレコーディングでいずれサンプルをご披露したいと思いつつ、今日はこれくらいで、おやすみなさい。

2009/08/31

BOSS SD-1 Super Over Drive


いやぁ、すごい雨でしたねぇ。台風来てるから仕方ないか。

最近ハードオフは楽器にも力入れてきてて、ブログ立てて入荷情報とか流してます。餅は餅屋なので、情報量は専門の楽器屋にはかなわないが、値付けは餅屋並みに高値つけてます。いかんなぁ、庶民の味方だったはずが。


それでもやっぱり、扱う品種が山のようにあるからか、マニュアル通りの価格データに頼って値札をつけてるんでしょうね。例えばこのSD-1のように。


こいつはピカピカのほとんど未使用品(箱なしだけど)なんですが、何故かジャンクコーナーにありました。んー、どうせ台湾だろと思ったらACAのMADE IN JAPANじゃないですか。それが¥3,500ですよ。台湾製の中古だってそんな値段じゃめったに売ってませんが、何かの間違い? ハードオフお得意の「音出ました」表記があったので、なんとなく値段が解せないながらも即ゲット。



家に帰って中見たらこの通り。JRC4558DDツヤあり、クリップダイオードは1S1588です。製造番号から見て大体1987年製。このスペックのSD-1は某(暴?)楽器屋では¥14,000オーバーで売ってます。


やっぱ値段付け間違えたんだろうなぁ。しかし何でジャンクだったんだろう。毎度おなじみスクリュー受けのゴムブッシュが傷んでるだけで、どこも壊れてないし。もっともこの時期のSD-1は台湾に工場移管し始めた頃で、部分的に台湾で作ってたりとか、ダイオードが変わったりとか、仕様がいろいろ変わってた時期で、純粋なMADE IN JAPANじゃないという微妙な時なので、このちょっと前のNECのOPAMP時代が人気だったりします。


まぁそれでも、偶然行った割にはびっくりするような買い物でした。おそるべしハードオフ。たまには行ってみよう!

2009/08/30

Ibanez SOUNDTANK SF5 60's FUZZ


アイバニーズって今は言うらしいですけど、ボクらの時代(いつやねん)はイバニーズって言ってたんですがね。

そのアイバニーズの、日本では結構めずらしいSOUNDTANKシリーズのファズです。

ファズって嫌いだったんですが、ジミヘンに懲りだしてからその押し出すようなパワーと、60~70年代への回顧感も相まって、ODよりも好きになってきました。もっともブチブチビービーモーモーのファズは好きじゃないですけど。

で、このSOUNDTANK SF5は1989年製造開始した、割と短命の5シリーズFXのひとつですが、ボクの持ってる初期モデルはボディが金属で、後期モデルはプラスチックです。SOUNDTANKは中国のDaphon InstrumentのOEM製品ですが、同シリーズのTS5はTubeScreamerと言われてますし、このSF5はOverdriveの元祖とも言える、超希少なIbanez OD850(後OD855)やIbanez OD9と回路的にほぼまったく同じと言っていいほどです。傾向としてはBig Muff系と思います。

多分このFXを作り始めた頃はDual OPAMPを使ったまろやかな歪みの分野が出来ていたので、トランジスタによる歪みものはひっくるめて"FUZZ"とされてしまったんでしょうね。単なる音の傾向で名前を変えていても、回路的には「これいっしょやん」みたいなのを見つけると、70~80年代頃ってアナログ的な試行錯誤の時代だったんだなぁと感慨深いです。

例えばBOSS DS-1が人生初の歪みだったボクにとっては、maxon D&SはDistortionにしてはずいぶんゴリゴリバリバリしてると思ったし、BOSS OD-1を初めて弾いてODは歪まないと思ってたらOD-3はいい音してたなぁとか。結局D&SもOD-3もトランジスタで、元々はマフの系譜だったとようやくわかった次第です。こういう中身の見方が出来るようになるとFXの選び方に幅が出来て楽しいですね。

そうそう、SF5は後期FZ5に改名してます。

BOSS BF-2 Flanger



以前Tokai TFL-1がこれのクローンだと書きましたが、たまたまズタボロのBF-2を見つけたので連れて帰って来ました。ACAアダプタ仕様の日本製です。


電池スナップがぼろぼろ、ペダルの上にシール、ジャックやポットのナット、ワッシャ類がサビサビ、猫の毛みたいなのにまみれていたので、超格安で、しかも今日は楽器屋の10%割引dayだったので、ウソみたいな値段でした。


これはこれで名機ですからねぇ。中身は問題なかったのでキレイに磨いてあげました。ネジ類も全部交換。


部品はエンベロープ系のFXには定番のものばかりです。やっぱFlangerってパーツが多いなぁ。トリマーいじるといろいろ出来そうですが、バランス狂うと終わりなのでいじらずに電池スナップだけ付け直してフタ閉じました。
音はTFL-1と同じです。ショワーシュワーのフランジャーからコーラスっぽい使い方までこなせます。上品な音ですね。これがあるとTFL-1はいらんなぁ。

2009/08/27

第二アサ秘ジャーナル ~ 楽器工場

今日の大人の社会科見学は静岡の(株)ヤマハミュージックウインズでした。
サキソフォンとトランペットの製造工程でしたが、トランペットの工程を観て感動。いやぁ、叩く叩く。作り始めは、平らな真鍮板を手で円筒形に曲げて、あとはひたすら叩きます。もうその光景はさながらドリフの一斗缶ギャグです。
その後はヘラしぼり。そう、あの金タライや洗面器を作る鉄工所でやっているあれです。ここまで手作業で、0.5㎜厚までしぼっていきます。

今時は管楽器など全工程自動化かと思ったら、そうじゃないんですねぇ。勿論グレードにもよるんでしょうけど、こうやって作られた楽器はやはりひとつひとつ命があるなぁ、と改めて思いました。

当然工程の最後には試奏するわけで、普通に人が吹いてました。テレビでは流れなかったんですが、一度吹いた楽器はどうやって洗浄するんでしょう? 知ってる人は知ってるんでしょうけど、昔吹奏楽でペットやってた時、ツバが溜まってやだなぁと思いつつ、水洗いはまずいよなとウェスでひたすら拭いてました。工場では試奏した後の楽器をどうやってきれいにするんだろうか?

2009/08/24

Tokai (東海) TDS-1 Distortion

シーサーとかアメブロとかMySpaceとか移転先を色々物色したんだけど、めんどくさいのでBloggerで久々更新復活します。


更新一発目は1984年製、東海楽器のエフェクターTxxシリーズの初代モデルTDS-1です。ガルウィングが特徴。結構好きです。写真は踏みつける部分のゴムをはずしてあります。



多分BOSSがOEMしてたんだろうなぁ、という感じの作りです。回路は確認してないですが、似たような音がしますね。だけどこっちの方がなんとなくRoland特有の作りこみ感が無い気がします。気分的なもんも多いでしょうけど。


ボディーが銀色、ツマミ部分の文字やモデル名のフォントがそっけないゴシック体で、LEDが長方形のものは初代です。この後LEDだけ丸くなったのが2代目、ボディーが黒くなったのが3代目です。黒ボディーはおそらく1985年。この間、モデル名はずっと同じままです(TDS-1はずっとTDS-1。他にコンプレッサーやフランジャーも同様)。回路に変更があったかどうかは未確認です。


後にTDS-2と言う名で外装が大きく変わってガルウィングを廃止したものが出ますが、どうも基板はTDS-1とプリントしてあるらしく、外装だけ変えたっぽいです。




このBOSSスタイルの電池ハウジングを持ったものは、ゴムブッシュがダメになりますが、別に純正パーツ取り寄せなくてもこんなもんで補修できます。使ったのはTAKACHI NG-79-Cです。色んなサイズがあるので、穴の大きさに合わせていろいろ持ってれば大抵合います。





このFXはヤフオクで¥2,100で落札したんですが、ツマミが1個割れてたせいか、誰も入札しませんでした。一人勝ち。東海シリーズは日本ではあまり人気ないですが、海外ではお得な価格で音が良いと、すごく人気があります。多分フェンギブコピーモデル全盛の時代にガンガン輸出したんでしょうねぇ。

昨日ツマミを探しに秋葉原に行きましたが、20年以上前のこのFXについていたオリジナルのツマミが、まだ売っていたんですよ。写真の左が割れてしまったツマミ、右側が買ってきた新品です。製造はどちらもSATO PARTS。時を越えて出会えた初恋の人のような(意味不明)、そんな感動。

肝心の音ですが、とっても使いやすいです。歪み量は十分、TONEをしぼり気味にしてDISTORTIONを2時くらいにしておくと、ギターのボリューム次第でクリアなクランチからハードなディストーションまでご機嫌な音色を出します。歪み音に特徴が無いといえば無いので、個性的な音作りは難しいかもしれませんが、まとまりのある音とも言えます。

同シリーズは

  • TCO-1(Compressor)
  • TDS-1(Distortion)
  • TFL-1(Flanger)
  • TMD-1(Metal Driver)
  • TCH-1(Chorus)
  • TDL-1(Analog Delay)
  • TXC-1(Exciter)
  • TOD-1(Over Drive)

とあり、上からTCH-1まで捕獲済み(TFL-1は以前レビュー投稿してます)。DelayやExciterは中古市場の出回り数が少ないからか¥10,000超えてるし、いらないかなぁ。

東海シリーズはコレクターの中では結構キワモノに当たりますが、頑丈さと素性の良さ、比べて市場価格の手頃感から、持っててもいいと思いますよ。Chorusなんか¥450だったし。

2007/11/08

Line6 Recording - Smoky

Line6 UX1で性懲りもなくまた録音したのでUpしました。

Smoky

素人ってのは恐れを知らないですからね。バック演奏はお馴染みリットー・ミュージックのギタカラです。

器材はFender Stratocaster Jeff Beck Lace Censor Model、Ibanez TubeScreamer TS7、Line6 UX1で、Cubase LEでPC録音です。いい加減にイントロだけ弾いたのでファンには叱られそうですが許してください。

2007/11/06

YAMAHA G-120 Vol.3

リサイクル完了。立派に生まれ変わりました。



ペグはGOTOH 35G620です。ここだけ見るとスペイン製高級クラシックギター。元穴は位置が合わないので、爪楊枝で埋めました。




ピックアップはFishman SBT-C。表板の裏側に接着するタイプで、写真のジャックは出力端子です。ここからケーブルでアンプにつなぎます。




弦はD'Addario ProArteです。折角なので(何が折角か)、ピックアップで録音してみました。セットアップはFishman SBT-C(PU) → Line6 UX1 → Ableton LiveでPC録音。GearBoxでLine6 Ampモデルとリバーブ補正してます。
禁じられた遊び by YAMAHA G-120

うぅ、恥ずかしい。それにまだUX1の使い方が良くわかってないので、多少GAIN不足ですが・・・



ここまでいじくって満足ですが、結局ベニヤ板のようなボコボコの音しかしませんでした。収穫としてはやっぱ自前で交換するならGOTOHだわというのと、Fishmanのピックアップは素晴らしかったということ。ガット用のピックアップは選択肢が少ないので、一番安いのにしたんですが、あんな一円玉みたいなピックアップでよくこんな生音が出ると感動すること小一時間。お疲れ様でした。

2007/11/02

Ibanez TS7 TubeScreamer

TS-808、TS9の系譜をくむ、TS7です。
ツマミがプッシュ式で埋まるようになっており、レンガのようです。この前にTS5というのがありましたが、TS5の音はTS系では別物。TS7は比較的安価で、TS系に慣れてる人なら普通に使えるでしょう。スライドスイッチでTSモードとHOTモードの切り替えができ、HOTでは音圧が増します。HOTでずーっと弾いてるとTSモードは貧弱に聴こえるため、あまり使いたくなくなるという欠点もあります。


中身はこのようになっており、メインの基板はTS9に比べるとあっさりしたものです。基板の大きさにしては素子が小振りになったなぁという感じ。コネクタ類が多用されて、配線材は細くなっており、家電みたいです。フットスイッチは電子スイッチです。


音はきわめてTS。MAXON/Ibanezの音です。少しこもった感じ? 一緒にMXR Distortion+を弾いたからそう感じたのかもしれません。OD9+やTS9 DXを持ってれば、別にいらないんじゃねーのという気もしないでもない。いやその通り。

2007/10/26

YAMAHA G-120




さて、YAMAHA Classic Guitar G-120です。ちょっと長文になります。

G-120は1967年(昭和42年)8月発売開始、1976年11月まで販売されていたGシリーズの中堅モデルで、発売当時の価格が13,000円です。入門機のG-50が5,500円、最高機種のG-350が35,000円なので、比較的良いモデルだったと言えます。1967年の大卒初任給が26,000円、たばこが30円程度ですから、今の物価に直すと120,000円以上することになりますね。ただし、現在のオークション等の中古取引価格は3,000円位なので、製品自体の良さよりも、楽器というものが高価な時代だったのかもしれません。
これは粗大ゴミを回収してきたもので、かれこれ20年近くの付き合いになります。今の粗大ゴミは有料でリサイクル法などもうるさいので、金を払って捨てるよりはハードオフなどに持って行ってしまうので、こういうめぐり合いは望めませんが、昔は何でも捨てられており、バブリーな時代でした。

これまで大きなトラブルは発生していません。唯一、オリジナルのペグがクロームメッキのものだったのですが、メッキが腐食してきてザラザラになったので、GOTOHのゴールドクロームに替える予定です。低音弦側のペグがはずしてあるのはそのためです。


まずはスペックを書いておきます。

弦長: 658mm
表板: 松
裏板: マホガニー
側板: マホガニー
棹: マホガニー
指板: ローズウッド
下駒: ローズウッド

今回は外観を見てみます。

Gシリーズだからかどうかわかりませんが、普通の材が使われていますね。トップの松は、センターの2枚合わせで非常に目が揃っています。サウンドホールのプリントもきれいですね。ネックのマホガニーがスカスカで、持つと軽くて情けなくなります。塗装は多分ラッカーだと思いますが、ひょっとするとただのニスかもしれません。塗り方にムラがあり、板のペコペコさも相まって、安さ感が滲みでます。



バインディングは黒のプラスチックで、側板との境目で塗装が浮いて割れてきています。この辺がさらに悲壮感漂うところです。私は塗装にはあまりこだわりが無い方なんですが、どちらかと言うとラッカーよりはウレタンのプリっとした感じが好きです。塗装の議論になると宗教戦争のようになってしまいますが、材の違いほど音の違いが出るものでも無いと思っており、何より時代時代で適切な保存と効果のある塗料が使われれば、あとは見た目が気に入れば構わないと納得しています。



ブリッジも浮くことなく密着しています。指板と同じローズウッドが使われており、芸の無さが滲み出ていますが、20年間弦を替えることなく張りっぱなしでいたのにまったく浮くこともなく、しっかりと着いていたのはヤマハの底力を感じさせます。ナイロン弦だからですが。






ネックは側板、裏板と同じマホガニー、指板はブリッジと同じローズウッドで、ネックはほとんど反っていません。弦をゆるめず20年間放置してもなんともなかったというだけで、とりあえず褒めてあげようと思います。ナイロン弦だからですが。

この個体の製造は、シリアルから見ておそらく1970年と思われます。37歳を迎え、乾ききっています。パサパサです。指板はかすれ、バックは傷つき、久々に押入れから取り出して弾いたらショートディレイをかけたように音が2重になって聞こえたのですが、フレットをピカールで磨き、レモンオイルでボディ全体をワクシングし、ボディ内部の埃を払ったら鳴るようになりました。Squierのストラトを磨き直したらおそろしく鳴り始めたのと一緒で、楽器というのは手入れがとても大事なのですね。安いからと放置したりせず、心を込めて磨いてあげれば、素性の良いものはきちんと鳴ってくれるのです。単なる思い込みかもしれませんが・・・

2007/10/25

BANZAI Cold Fusion Overdrive

ドイツでBANZAIと言うと独版少年ジャンプのことです。それほでまでこの製造者がジャンプ好きだったのかは知りません。

実際の音は割と澄んだ感じです。音圧はさほど高くなく単体での歪みもそんなに強くはありません。TONEの効く音域が適切で、どの位置でも使える音がします。

KLON Centaurと良く比較されるCold Fusionですが、どうなんでしょう。KLONはサンプルサウンドだけで実物を弾いたことが無いので何とも言えませんが、TONEを11-12時、GAINを3時あたり、シングルコイルで鳴らした場合に、まあまあ似た感じの音が出ると思います。もっとも、シングルで鳴らすとGAINが低く中途半端なドライブ感がするので、ハンバッカーの方が合ってるような気がします。

オペアンプはTL072 ×2。ドイツ製品らしく、かっちり作ってあり、筐体はアルミ板を折り曲げ加工したもので、強度は十分にあります。しかーし、作りは美しいんだけど、これと言って音に特徴が・・・XOTICのように圧倒的な音圧とクリーンブーストと言うわけではないし、KLONのようにノイズがあってもその鼻づまり音に絶大なファンが多かったり、と言うような「売り」に欠けますね。いい製品と思うんだけどなぁ。

2007/10/12

MAXON AD-80 ANALOG DELAY

ありましたー!

どっか行って見つからなかったんですが、本棚にポッコリ立ってるのを発見。なんでこんな所に置いたんだろうか。しかもハダカで。箱あったはずだが。とりあえずひと安心しました。

ビニールテープにOdysseyと書いてあるのは、ン十年前にやってたバンドの名前です。それっぽい名前だがマルチバンドだったなぁ。フォーリナーから松田聖子までなんでもやってましたよ。

そいで音ですが、はっきりこもります。今じゃディレイ音がこもってるアナログ回路がもてはやされてますが、これ買った頃は生音が悪くなるので極力使わないようにしてました。Delay Timeが短いので使える曲も限られてしまいます。当時はディレイと言うとテープエコーが主流で、エフェクタタイプのディレイが出たのは画期的な事でした。値段は8千円位で、今となってはなんでもない価格ですが、高校生の当時は臨時収入でもないと買えない値段でした。今買おうとすると中古で3万円位の値がついてますね。お宝だわ。今度はDS-1発掘しないと。もちろんMade in Japanの。

2007/10/11

XOTIC BB Preamp

秋葉館のやってるプロレスグッズショップが、楽器屋を始めました。そこで奇跡的に爆安で売っていたBB。Webに出る中古は掲載発見→即決断しないと、あっという間にSOLD OUTになってしまいますが、FXを買う時に実物の試奏をしないで決めるのは余程の下調べと予備知識と決断力とカード限度額残高が無いと、簡単にはポチれません。

XOTICのFXはあまりの大絶賛と大量の使用ミュージシャンの紹介記事&サンプルビデオが逆にうさんくさくてスルーしてたのですが、ひょっとしてイイものはイイんでないかと思った瞬間ポチってしまった日曜の昼さがり。で、やっぱりいいです。OCDの投稿でも書きましたが、コンプ感がわずかにありながらクリアなブースト音。よく原音を殺さないブースターと評価されますが、やはり他には無い『BBの音』というのがあります。歪みは弱めで、RCやACよりは若干歪むようですが、Preampの名の通りブースターとしての使用が正しいでしょう。

こんなきれいなブーストができるなら、いいアンプがないとアカンなあ。