東京サウンド(Guyatone)のディストーションです。1980年代中~後半にProシリーズとして出たものです。海外では割と評判のいいGuyatone PSシリーズですが、日本ではあまりレビュー記事が無く、回路図も見つからないので、入手して中を見てみることにしました。ほとんど新品、箱と当時の保証書付きで牛丼10杯しなかったので超ラッキー。
GuyatoneのエフェクターはぼってりしたケースのEffect Machineシリーズ(PS-1xx)、プラスチックっぽいPS-00xシリーズ、昔のラジカセのツマミのようなPS-01xシリーズ、PS-01xと同じケースのPS-02xシリーズがあります。PS-01x、PS-03xシリーズのオーバードライブは今でもやや人気があります。布袋使用という話だけで買ってる人がほとんでしょうけど。
回路を見てみると、どうもDistortion and Sustainerっぽいですね。OPAMPはM5218L(4558互換)とLM308Nがあります。LM308NはRATの初期~中期のOPAMPですね。あとBOSSのON/OFF SW標準の2SK30A(Y)×4、2SC1571×6です。C1571はC1681互換で、C1681はRoland BeeGee (Fuzz)にTA750Mとの組み合わせで使われています。
う~ん、どういう回路なんだろう。RATのコピーしたら音の伸びが無いのでDynacompをつなげてみたってところでしょうか。音は確かにRAT系で、ツマミの名前もFILTERになってます。Fuzzっぽい音で、使いづらくはないです。FILTERツマミ、GAIN(歪み)ツマミはどちらも12時以下がいい感じです。どちらも12時超えると痛くなります。
ちなみに同じProシリーズのPS-032 Over Drive ProにもNJM4558L/LM308Nが載ってるというレポートを見ましたので、同じ基板で定数変えてるだけなのかもしれません。
ということで、過渡期のAria、Guyatone、Korg、Pearl、YAMAHA、Tokaiのエフェクターは混沌としていてどれが本家の設計なのかわかりません。だから消えていったと考えられるのかもしれません。必死にいろんな製品を研究して、ベストと思われる回路を作ろうとしたのかもしれませんが、いじくり過ぎて元の個性を失くしてしまう結果になってしまったんでしょう。

外装部に見えるネジは全部はずします。あと、ストロボをポップアップすると奥に六角ネジがあります。こいつを1.5mmのヘクサレンチではずします。
本体後ろ側の液晶モニタのついたパネルをはずします。サイドは爪になってるので、割らないように注意しながら。私は割ってしまいました。まぁネジ締めれば問題ないですが。
バッテリ端子部分を拡大すると上のような感じです。赤丸のネジがキモです。
メイン基板がはずれたらもう少しです。上の写真の赤丸がレンズを留めているネジです。右上のは先にはずしてますね。
昨日直ったと思い、予備バッテリと充電器を注文してしまったので、今日はなんとしても直ってもらわなければ無駄になってしまうところでした。
