東北地方太平洋沖地震での地殻変動の結果、地軸のずれによって地球の自転が早まり、1回の自転で1000万分の16秒短くなった、とRichard Gross氏(NASA JPL)が発表したことを読売新聞が2011年3月12日報じています。
同氏は約1年前の2010年2月27にチリで発生した地震(M8.8)で100万分の1.26秒、2004年12月26日にスマトラ島沖で発生した地震(M9.1)で100万分の6.8秒短くなったと発表しています。
"NASA Jet Propulsion Laboratory"
NASA Details Earthquake Effects on the Earth (スマトラ島地震)
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2005-009
Chilean Quake May Have Shortened Earth Days (チリ地震)
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2010-071
要するに地球が軸方向に細くなったんで速く回るようになった、ということらしいです。まあ地球は真円ではなく出っ張ったり引っ込んだりしてる訳だし、そういう事もあるんでしょうが、遅くはならないんですね。
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