2007/08/20

Boot-Leg, sobbat, maxon

エフェクタは手軽に音作りができて、爆音でアンプびりびり鳴らさなくても憧れのあの人の音が・・・という「思い込み」も小さな箱に詰められてたくさん売られてます。世の中のFXの全部を試すことは無理なのと、中でもハンドメイド系のFXは山のようにあってしかも高価&評価が分かれることがあるので、なかなか手を出しにくいんですが、時々見ただけでピキっとイメージが湧く弁当箱があります。

で、これがそいつらです(maxonは手作り系じゃないが)。


左は定番MXR PHASER90の丸コピーではないかと言われても仕方ないこれまた定番maxon Phase Tone 999。つまみ1個といは言えSPEEDだけで効果は十分。

中央はsobbat DRIVE BREAKERの3世代目、DB-3。FAZZっぽい音に、BOOSTのon/offがキメの時に活躍します。低音弦はつぶれがち。シングルよりハンバッカーに使った方がいい音がします。シングルではクランチというより歪みきれなかった弱出力アンプという音になります。結構P.U.を選ぶと思う。

右はBoot-LegのGain Helper。ODやDSの基本であるダイオードクリップではないので、こいつ自身が歪むのでなくアンプにGAINツマミが増えたような効果があります。ヘッドフォンプレーヤーにはあんまり意味が無いですね。

お気に入りの歪み系を探すというのは、ギタリストの永遠のテーマかもしれない。結局ギター本体、シールド、FX、アンプ、場所(広さとか壁とか)など、たくさんの要素があって気持ちいい歪みも出れば醜い歪みも出るわけで、それを小さな弁当箱で賄ってしまおうというのは土台無理な話かも。でも今はアンプシミュレータなんてのもあるわけで、空間までも人工的に作ってしまうんですよ。いたちごっこだなぁ。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

どもです。そうだよね。エフェクター類の進歩はレコーディングレベルでは非常に良い環境が選べる器材やソフトが出てきてるよね。ただ、ライブで、自分の後ろから爆音で鳴らせる場合とDTMとではやはり器材の選択は変わって来るように、どのシチュエーションの音を追求するかだと思う。俺はDTMなので、ノイズリダクションに頭を悩ます時が多いが・・。アンプシュミレーターソフトでハムノイズまでシュミレートしていたのは笑えたが・・。