2007/11/13

iPod Dock

家で音楽聴く時どうしてますか? 私は以前はひとかかえもあるスピーカーにコンポーネントステレオでしたが、今の部屋は狭いのでミニコンポに、さらにミニコンポも荷物で埋まってしまったので、ほとんど音楽はPCで聴くかテレビの生活になってしまっていました。PCは電源を入れて起動しないと聴けないし不便です。

iPodは3G→5G Video→nano 1Gと使って来ましたが、そういや一緒に買ってしまいこんでいたUniversal Dockがあったなと思いApple Remoteも引っ張り出して使ってみました。しかしMenuコマンドが使えない。一旦DockにiPodを挿すと、ホイールで操作するのって意外と面倒なんですよ。そこでフルメニュー操作できるサードパーティ製品を探しました。そしたらヤフオクで発見。しかも数千円。ホイールで出来ることは全部出来て、さらにMute、Repeat、Shuffle、Power On/Offがワンタッチで出来ます。これって便利ですよ。さらにDockと外部スピーカの電源を手元で切れるようスイッチも付けました。JBLやらBOSEやらで何万円もするiPod用リモコン付きSP売ってますが、それほどの価値があるかもわからないので、これで十分。所詮iPodですから。

こんなのでも立派に音楽してます。この間タンノイのSPを見て来ましたけど、置き場所ありません。今はこれでガマンガマン。

2007/11/08

Line6 Recording - Smoky

Line6 UX1で性懲りもなくまた録音したのでUpしました。

Smoky

素人ってのは恐れを知らないですからね。バック演奏はお馴染みリットー・ミュージックのギタカラです。

器材はFender Stratocaster Jeff Beck Lace Censor Model、Ibanez TubeScreamer TS7、Line6 UX1で、Cubase LEでPC録音です。いい加減にイントロだけ弾いたのでファンには叱られそうですが許してください。

2007/11/06

Pelikan PICCADILLY CIRCUS M620


今日の物欲大魔王は毛色が変わって万年筆。

ドイツ・ハノーバー家を発祥とする、ペリカンのM600シリーズ、ピカデリー・サーカスM620です。

ペリカンはいくつか世界の史跡シリーズを出してますが、中でも比較的手頃な価格で、市販で出回っているのがこのモデルです。最初はコンコルドが良かったのですが、もう入手困難なのと、同デザインのボールポイントペンを見たらあまりパッとしなかったので、こちらにしました。



ピカデリーサーカスは、ロンドンの歓楽街のことです。簡単に言えばネオン街。新宿みたいなもんか。それよりは上品な感じはしますが行ったことないのでわかりません。


ペリカンの万年筆にはスーベレーンというスタンダード且つ王道のモデルがあります。しかしデザイン的にはあまり変わったところは無く、装飾が無くむしろあっさりしすぎて、またセルロイド感が好きになれませんでした。しかし書き味は抜群で、すべるようなペン先と適度に湧き出るインクの量が書き手になんとも言えない満足感を与えます。

最初にペリカンを体験したのは、M400ホワイトトートイズというモデルで、小振りな軸なのに持ちやすく、初めて味わう書き味にとても驚きました。今まで使っていたLAMYやCartierが急におもちゃのように思え、それ以来、いつかペリカンが欲しいと思いながら、なかなか買う機会がなかったのですが、先日アメ横に行く機会があり、そこで目にしたピカデリーサーカスを発作的に買ってしまった次第です。

購入時のことを少しお話しします。

私は、アメ横には、バッタ物や2級品をつかまされるのではないか、という先入観を持っています。これを買う時も心の片隅に中古や傷ものを売られるのでは、という不安が少なからずありました。確かに市価よりはるかに安く、まともに伊東屋や丸善で買うのがアホらしくなる値段です(楽天のどのペンショップよりも安かったです)。この安さがそう思わせるのかもしれません。アメ横には見ただけで4店舗にピカデリーサーカスが置いてありましたが、面白いのは、どの店もペンをぞんざいに扱うことです(面白くない!)。ある店ははずしたキャップを軸尻にギリギリ押し込んで見せたり、ある店はガラスのショーケースの上にガチガチ置いたり。買う方は気が気じゃありません。伊東屋でビロードのトレーに白い手袋で爆発物処理班のようにそ~っと置いてくれるのをイメージしてアメ横に行くと購買意欲が一気に失せます。

まず各店を回ってこのカルチャーショックを受けてから、思い直して一番安い店に行きました。結局伊東屋で買おうがここで買おうが、物さえ間違いなければ安い方が得と考えることにしたのです。その日で一番安かったのは美都商事です。今は知りません。ペン先はFを希望したのですが、店頭には無く、倉庫を見てくると言って待たされて15分ほど後、帰って来たおじさんはおもむろに他のペンのFのペン先をはずし、ピカデリーサーカスにつけました(結局メーカー出荷時からFの付いているピカデリーサーカスはこの店に無かった)。付け替えたペンも同じパーツを使っているのでFになった事に間違いは無いが、これもショックでした。しかしこの店は試し書きをさせてくれたので、書き味を確認して買うことができました。もっとも私がここで買わなければ、私が一度使った使用済みの商品を後で誰かが買うはめになるのですが。ペン先をはずしたペンは新品の包みを開封していたので、そのペン先は新品だったのが救いです。

正直、なぜこんなラフな対応の店で買ったかと言うと、ピカデリーサーカスは軸、キャップの模様が一本一本異なるからです。ピンク、ブルー、グレーのマーブル柄はペン毎に色々な表情をしており、一見して好き嫌いが出てしまいます。他店舗の模様はグレーが多すぎたり、キャップの色が薄すぎたりと、なかなか好みの柄が無かったのですが、美都商事の柄は一目で気に入りました。それでペン先の交換には目をつぶり購入に至った次第です。ペリカンの万年筆はもともと簡単にペン先が交換できるようネジ込み構造になっていることもあり、交換という行為にそんなに神経質にならなくても良いんでは、と思ったからです。しかし二度とアメ横で万年筆は買わないでしょう(同店を批判するわけではありません。これがアメ横Wayであり、嫌なら買わなければいいんです)。

書き始めはインクの出方が安定しませんでしたが、今は馴染んで来てとても満足しています。模様の美しさからラフに扱えず、かえってガシガシ書くペンとしての役割をあまり果たせていませんが、もう少し使い込んでいけたら手放せない物になって来ると思います。

YAMAHA G-120 Vol.3

リサイクル完了。立派に生まれ変わりました。



ペグはGOTOH 35G620です。ここだけ見るとスペイン製高級クラシックギター。元穴は位置が合わないので、爪楊枝で埋めました。




ピックアップはFishman SBT-C。表板の裏側に接着するタイプで、写真のジャックは出力端子です。ここからケーブルでアンプにつなぎます。




弦はD'Addario ProArteです。折角なので(何が折角か)、ピックアップで録音してみました。セットアップはFishman SBT-C(PU) → Line6 UX1 → Ableton LiveでPC録音。GearBoxでLine6 Ampモデルとリバーブ補正してます。
禁じられた遊び by YAMAHA G-120

うぅ、恥ずかしい。それにまだUX1の使い方が良くわかってないので、多少GAIN不足ですが・・・



ここまでいじくって満足ですが、結局ベニヤ板のようなボコボコの音しかしませんでした。収穫としてはやっぱ自前で交換するならGOTOHだわというのと、Fishmanのピックアップは素晴らしかったということ。ガット用のピックアップは選択肢が少ないので、一番安いのにしたんですが、あんな一円玉みたいなピックアップでよくこんな生音が出ると感動すること小一時間。お疲れ様でした。

2007/11/02

Ibanez TS7 TubeScreamer

TS-808、TS9の系譜をくむ、TS7です。
ツマミがプッシュ式で埋まるようになっており、レンガのようです。この前にTS5というのがありましたが、TS5の音はTS系では別物。TS7は比較的安価で、TS系に慣れてる人なら普通に使えるでしょう。スライドスイッチでTSモードとHOTモードの切り替えができ、HOTでは音圧が増します。HOTでずーっと弾いてるとTSモードは貧弱に聴こえるため、あまり使いたくなくなるという欠点もあります。


中身はこのようになっており、メインの基板はTS9に比べるとあっさりしたものです。基板の大きさにしては素子が小振りになったなぁという感じ。コネクタ類が多用されて、配線材は細くなっており、家電みたいです。フットスイッチは電子スイッチです。


音はきわめてTS。MAXON/Ibanezの音です。少しこもった感じ? 一緒にMXR Distortion+を弾いたからそう感じたのかもしれません。OD9+やTS9 DXを持ってれば、別にいらないんじゃねーのという気もしないでもない。いやその通り。

うさぎ印の帽子

五郎さんファンには定番の「うさぎ印の帽子」です。

富良野プリンスのニングルテラスや資料館で販売してますが、今年の夏はバカ売れして在庫切れしたそうです。これはつい最近普通に買ったのですがぜんぜん問題なかったですよ。すぐに在庫補充できるくらい良く売れてるということですかね。
サイズはフリー、生地は凄く薄くて作業帽としてはどうかなーという感じです。これはおみやげ用で、ドラマ中で使用してるのは別のものかもしれないですね。

これは富良野からEXPACKで届いたのですが、郵便ていいですね。何故かわからないけど、思い出の土地から郵便が届いたということに、しばしEXPACKの包みを手にして手書きの差出住所を見ながら感激していました。宅配便だとこういう感じはあまりしないんですが。まして電子メールなんかだとその思いはまずありえないですね。

そう言えばau by KDDIが、携帯電話で郵便画面を作成して電子メールを宛先人に送り、受け取った人が指定のURLから手続きすると、差出人が作った郵便が印刷されて届くというサービスを始めるらしいですが、これってどうなんですかね。まずは年賀状をこれで出しませんかという触れ込みですが、出す方は年賀はがきを買ったりプリンタと格闘したり宛名書きでヒーヒーしないで済むでしょうけど、受け取った方の気持ちとしては複雑でしょうね。メアドしかわからない相手にも郵便が出せますというのが売りらしいですが、挨拶や気持ちを伝えるための郵便はこれで出さない方がいいと思います。というか、だったらメール送ればいいじゃんとも思うんですが・・・

2007/11/01

YAMAHA G-120 Vol.2










今回は、G-120の内部潜入です。


まずはテールエンドから。
かなり埃がたまっていましたが、エアダスタで吹き飛ばしました。こういう手の届かない部分の掃除は大変です。バックがぽこっと取れてふきふきできたらいいのにと、アコースティックギターを掃除するたびに思います。
トップのブレイシングは、スチール弦ではXブレイシングですが、ガットでは扇状です。それにしても細いですね。バックの力木もなんとなくついているという感じ。



トップを横断する力木とブレイスの継ぎ目もあまり綺麗ではありません。まあ見えないところですから。サイドの補強材もバルサみたいですが一応ついています。



上の写真をよーく見るとわかりますが、トップは単板ではなく3枚合わせでした。なんかこう、どんどん情けなくなって来ました・・・



ネックブロックです。しかし、ガットというのは実にあっさり出来てますね。トラスロッドも無い。

スプルースというのは時が経つにつれ松脂が固まってきて、次第に音が締まって来るという効果があります。でもここまで乾いちゃっちゃねぇ。



それで、ワックスです。
普通はボディはレモンオイルなどで磨くのですが、ラッカー仕上げの場合まずいことになるので、ラッカーにも使えるワックスをかけます。


これはHOWARD PRODUCTS "SUNWAX" で、ビーズ(蜜ロウ)、カーノバ、オレンジオイルの混合ワックスです。ギター専用というわけではなく、ラベルにOutdoor Furniture Waxとあるようにもともとは天日に当たる家具(屋外用ベンチなど)の保護のため塗るワックスで、UV Protectionの効果もあります。

このワックスを、割とたっぷりめにボディに伸ばし、ギトギトがツヤツヤになるまで塗りこみます。カサカサお肌に保湿ローションみたいな~。ワックスは表面の塗装を保護するのみで、木材に滲み込んでしまっては元も子もありません。楽器屋さんに置いてあるレモンオイルでサラサラの液状のものは、ウレタン塗装のボディには使えますが、クラックがあったりするとそこからどんどん滲み込んで行きます。このSUNWAXはねっとりしており、ラフにかけても滲み込みは遅いでしょうし、クラックのある箇所はすぐに拭き取れば大丈夫でしょう。

それにしても、どうしてここまで手をかけるのか。捨てられないんですね。先日ペグの交換用にGOTOH 35G420を買いましたが、寸法が微妙に合わないので35G620を注文しました。ついでにFishmanのナイロン弦用ピックアップも。あー、安い新品のガットが買えてしまう・・・

2007/10/26

YAMAHA G-120




さて、YAMAHA Classic Guitar G-120です。ちょっと長文になります。

G-120は1967年(昭和42年)8月発売開始、1976年11月まで販売されていたGシリーズの中堅モデルで、発売当時の価格が13,000円です。入門機のG-50が5,500円、最高機種のG-350が35,000円なので、比較的良いモデルだったと言えます。1967年の大卒初任給が26,000円、たばこが30円程度ですから、今の物価に直すと120,000円以上することになりますね。ただし、現在のオークション等の中古取引価格は3,000円位なので、製品自体の良さよりも、楽器というものが高価な時代だったのかもしれません。
これは粗大ゴミを回収してきたもので、かれこれ20年近くの付き合いになります。今の粗大ゴミは有料でリサイクル法などもうるさいので、金を払って捨てるよりはハードオフなどに持って行ってしまうので、こういうめぐり合いは望めませんが、昔は何でも捨てられており、バブリーな時代でした。

これまで大きなトラブルは発生していません。唯一、オリジナルのペグがクロームメッキのものだったのですが、メッキが腐食してきてザラザラになったので、GOTOHのゴールドクロームに替える予定です。低音弦側のペグがはずしてあるのはそのためです。


まずはスペックを書いておきます。

弦長: 658mm
表板: 松
裏板: マホガニー
側板: マホガニー
棹: マホガニー
指板: ローズウッド
下駒: ローズウッド

今回は外観を見てみます。

Gシリーズだからかどうかわかりませんが、普通の材が使われていますね。トップの松は、センターの2枚合わせで非常に目が揃っています。サウンドホールのプリントもきれいですね。ネックのマホガニーがスカスカで、持つと軽くて情けなくなります。塗装は多分ラッカーだと思いますが、ひょっとするとただのニスかもしれません。塗り方にムラがあり、板のペコペコさも相まって、安さ感が滲みでます。



バインディングは黒のプラスチックで、側板との境目で塗装が浮いて割れてきています。この辺がさらに悲壮感漂うところです。私は塗装にはあまりこだわりが無い方なんですが、どちらかと言うとラッカーよりはウレタンのプリっとした感じが好きです。塗装の議論になると宗教戦争のようになってしまいますが、材の違いほど音の違いが出るものでも無いと思っており、何より時代時代で適切な保存と効果のある塗料が使われれば、あとは見た目が気に入れば構わないと納得しています。



ブリッジも浮くことなく密着しています。指板と同じローズウッドが使われており、芸の無さが滲み出ていますが、20年間弦を替えることなく張りっぱなしでいたのにまったく浮くこともなく、しっかりと着いていたのはヤマハの底力を感じさせます。ナイロン弦だからですが。






ネックは側板、裏板と同じマホガニー、指板はブリッジと同じローズウッドで、ネックはほとんど反っていません。弦をゆるめず20年間放置してもなんともなかったというだけで、とりあえず褒めてあげようと思います。ナイロン弦だからですが。

この個体の製造は、シリアルから見ておそらく1970年と思われます。37歳を迎え、乾ききっています。パサパサです。指板はかすれ、バックは傷つき、久々に押入れから取り出して弾いたらショートディレイをかけたように音が2重になって聞こえたのですが、フレットをピカールで磨き、レモンオイルでボディ全体をワクシングし、ボディ内部の埃を払ったら鳴るようになりました。Squierのストラトを磨き直したらおそろしく鳴り始めたのと一緒で、楽器というのは手入れがとても大事なのですね。安いからと放置したりせず、心を込めて磨いてあげれば、素性の良いものはきちんと鳴ってくれるのです。単なる思い込みかもしれませんが・・・

2007/10/25

BANZAI Cold Fusion Overdrive

ドイツでBANZAIと言うと独版少年ジャンプのことです。それほでまでこの製造者がジャンプ好きだったのかは知りません。

実際の音は割と澄んだ感じです。音圧はさほど高くなく単体での歪みもそんなに強くはありません。TONEの効く音域が適切で、どの位置でも使える音がします。

KLON Centaurと良く比較されるCold Fusionですが、どうなんでしょう。KLONはサンプルサウンドだけで実物を弾いたことが無いので何とも言えませんが、TONEを11-12時、GAINを3時あたり、シングルコイルで鳴らした場合に、まあまあ似た感じの音が出ると思います。もっとも、シングルで鳴らすとGAINが低く中途半端なドライブ感がするので、ハンバッカーの方が合ってるような気がします。

オペアンプはTL072 ×2。ドイツ製品らしく、かっちり作ってあり、筐体はアルミ板を折り曲げ加工したもので、強度は十分にあります。しかーし、作りは美しいんだけど、これと言って音に特徴が・・・XOTICのように圧倒的な音圧とクリーンブーストと言うわけではないし、KLONのようにノイズがあってもその鼻づまり音に絶大なファンが多かったり、と言うような「売り」に欠けますね。いい製品と思うんだけどなぁ。

今日の出来事スペシャル - 北海道旭川~富良野3泊4日Vol.3 (2007.10.15)

1日飛んでますが、美瑛と五郎さん家巡りです。

【2007.10.15】


<新富良野プリンスホテルから十勝岳を望む>


<遅咲きのラベンダー>


<JR根室本線 富良野駅>

北の国からでさまざまな出会いと別れの場面になった駅です。五郎さんの家には布部駅の方が近いです。



ありがちな構図ですが・・・


<ジェットコースター道路>

通称ジェットコースター道路。4km近くUp/Downだけの直線が続く、おそろしいほどまっすぐの道です。よくこんな道を作ったもんです。途中1箇所だけ一時停止標識があるので、突っ切らないように注意してください。


<ケンとメリーの木>

KenとMerryのスカイラインのCMでケンメリが走っていた場面の木です。商魂たくましく、この木の前にペンション「ケンとメリー」があります。


<マイルドセブンの木>

これはマイルドセブンの限定パッケージの写真に使われた木です。

美瑛はここらあたりを観て、あとはひたすら丘を走り抜けるだけでもうおなかいっぱいです。ここで富良野にもどります。

【黒板邸~石の家】

美瑛~美馬牛から、演習林を抜けると(結構距離がありますが)、「拾ってきた家」の前に出ます。そこから麓郷を越えてアンパンマンにはわき目も振らず左に曲がると赤松の林の奥に「石の家」があります。ここには他にも最初に住んでいたボロボロの家や五郎さんの車(多分ダットラ)も保存されています。



<石の家>

石の家は、丸太の家が火事で燃えた後に五郎さんがコツコツ建てた家です。最初は丸太で建てるはずだったのに純のおかげで丸太を全部売っ払ってしまい材料がなくなってしまったので、落ちてる石を積んで建ててしまったという、スーパー五郎ここにありという家です。


<最初の家>

ここにしばらくは五郎さんと純と蛍と雪子が住んでたという設定はいささか無理があるような。TVでは違和感なかったですが、実物見ると狭いよなぁ、という感じ。


<麓郷の森~丸太の家>

北の国からファンには聖地と言われている麓郷。聖地は言い過ぎと思いますが・・・火事の場面は似せて造った別のセットでやったそうです。


<中畑木材工業株式会社>

中ちゃん家です。本当は麓郷木材工業という会社ですが、普段でもちゃんと看板を架けているところが懐の深さというかなんというか。社長らしき方が中にいましたが、さすがに話までは聞けなかった。私にとってはこっちの方が聖地っぽいです。



すでにこの頃17時近くなっており、十勝岳が紫色に染まっています。富良野は夕焼けが色んな色になって本当に美しいところです。

中ちゃん家から新富良野プリンスホテルに帰るのに、布部川沿いの道(北海道道544号線)を通って行きました。紅葉が始まった川沿いの小山の中を抜ける、とても気持ちのいい道です。ここは五郎さんが毎日旭川の病院に通う蛍を送り迎えするのに通る道ですね。

という訳で、すっかりお決まりの美瑛~富良野観光になってしまいました。1日で2箇所を観て回るのはキツイですね。北海道は道が広くて信号が無いので1日100km走るのも苦では無いですが、じっくり満喫するには1日1箇所がいいと思います。

2007/10/23

今日の出来事スペシャル - 北海道旭川~富良野3泊4日Vol.2 (2007.10.13)

【10月13日夜】

旭岳から旭川市内に帰って来て、宿泊はホテルパコ。ここは旭川駅前のきれいなシティホテルですが、部屋が狭い。デラックスツインでしたが部屋の中がベッドでいっぱいで、歩くスペースは人ひとりが精一杯です。その分安いし、まあ寝るだけですから。駅前近辺のホテルにしては珍しく温泉大浴場があります。

晩飯を食いに外に出ましたが、1件目はホテルからやや離れた薄暗い路地にある「とりごや」。大失敗です。ただの焼き鳥屋。しかも地鶏でなく内地の鶏肉。まぁ普通に飲む分には小奇麗な店ですが。

やや腹いっぱいになってしまって塩梅悪かったですが、店を出てネオンまたたく方へ向かうと、もともとホテル前の大通り(2条~4条の6、7丁目あたり)沿いにいっぱい飲み屋が並んでました。もともとこっちに来れば良かった。中でもセブンビルというところにはものすごい数のスナックが入っており、それはもう出張で泊まりのお父さん方にはウハウハの夜が待っていることでしょう。強面のおにいさんや極寒なのにミニスカのおねぇさん方がたくさん出入りしてました。

その中で見つけたのが「石焼料理みつぎ」。


もともと御寿司屋さんらしく、店内にはカウンター席と座敷があります。美味なのは美瑛牛のステーキ。網で軽く炙ってあり、わさび醤油で食べると最高!
美瑛牛は石垣牛と違った味わいがあります。石垣牛は脂身がとろーり甘く感じますが、美瑛牛はひきしまった味がします。やっぱり寒いところで育つと身も締まるんでしょうね。

また、この店では活き毛ガニがその場で茹でて食べられます。美瑛牛ともども時価なので、財布に余裕のある人は食べてみてください。私は8千円と言われて手が出ませんでした。すでに1件目で腹いっぱいになってしまったというのも惜しかったところです。

というわけで、満腹×2状態でホテルに帰って、明日は旭川動物園です。

2007/10/17

今日の出来事スペシャル - 北海道旭川~富良野3泊4日Vol.1 (2007.10.13)

北海道・旭川~富良野に行って来ました。2007.10.13~16の3泊4日で、メインは旭山動物園と『北の国から』五郎さんの家巡りのおまけ付き。

【はじめに】

9月になんとなく旭山動物園が観たいなぁ、と思い立ってツアーを探したところ、パッケージツアーはろくなホテルが選べなかったのと、選べるホテルのひとつだけ予約が取れなかったりと、このままじゃ行けそうになかったので各々全部自分で予約しました。おかげで飛行機は往復クラスJで予約時に座席確定、レンタカーはクラス指定とスタッドレス付き、ホテルの食事指定など、細かく希望通りに予約することができました。パッケージより若干高くなりましたが大差無かったです。

それと、旭山動物園が10月で冬季閉園してしまうのであれこれ選んでる時間がなかったので・・・閉園期間があるというのを知らなかったんですよ。行けば開いてると思ってたんですが、旅行の計画立て始めて知ったんですが、よく考えれば北海道なので。で、行って来ました。

【2007.10.13】

東京~旭川は1時間半くらいで、長距離通勤のお父さんの通勤時間で着いてしまいます。毎年行ってた石垣島より半分の時間で着くので楽チンです。それにしても短距離でもクラスJは楽ですね。肘掛を隣の人と無言の取り合いしないで済むのはいいです。

東京はまだトレーナーでもちょっと暑い時期だったですが、旭川の予想気温は最高9度。雨か雪の予報だったのでフード付きのコートを持って行きました。大袈裟な気もしましたが、到着したら大正解。これなかったら凍死してました。

着いてすぐに空港でレンタカーを借りて旭川市内に。レンタカーはニッポン、日産、ホンダ、トヨタ、オリックスなどなんでもあるので好きなのが選べますが、メンバーズカードで割引のあるニッポンレンタカーにしました。寒冷地でなければスタッドレスは有料オプションですが、北海道ではこの時期になると全車スタッドにするので無料だそうです。ただ履き替えの時期だと夏タイヤのままのを貸されることもあるので、事前にお願いしておいた方が確実です。それと、レンタカー会社の敷地内に自前のスタンドを持っていて、満タン返しをしなくてもカラのまま戻って来れば清算してくれるので楽でした。

空港から市内に向かう途中、前もって調べておいた回転寿司トリトンを発見。昼過ぎに着いたのでここで昼食にしました。グルメサイトでは評判が良く期待してましたが、ウマイ。生ニシンを初めて食べましたがニシン蕎麦や昆布巻きのパサパサした印象と違って、ぷりぷりねっとりしてとても美味。生サンマは大トロのようです。誰かが北海道は高級寿司店に行かなくても回転寿司で十分と言っていましたが、その通りでした。

昼飯食ってもまだ15時なので、幸い天気も晴れたので、旭岳に行くことにしました。この辺が無計画なところ。今回は2日目の旭山動物園と3日目の五郎家巡りだけしか考えてなかったので、時間があったら旭岳と思ってました。

旭岳(2,290m)は旭川市街から約40km、北海道の道なら1時間足らずで着きます。大きな市道を通らず、東神楽の東南の小山の中を抜ける道を走り(ここが気持ちイイ!)、忠別川沿いを行くと旭岳です。16時頃ふもとのロープウェイ乗り場に到着。もうここで3℃くらい。15分おきにロープウェイが発車しており、姿見からの下り最終が17時。これまた丁度良く間に合うので乗りました。

<ロープウェイからの眺め>


<旭平~姿見駅付近>

ロープウェイ終点の姿見は氷点下9℃です。先々週あたりまでは半袖だった生活で、今樹氷を見るとは思いもしなかったです。まさかの時に軍手を買っておいたのが役立ちました。


これは姿見駅から少し登ったところの展望台からの眺め。夕陽がとてもきれいです。この時16時45分頃。北海道の日暮れは早いです。

無事最終の下りに乗り、旭岳を後にして、旭川市内に戻りました。今夜は旭川駅近くのホテル『パコ』に宿泊です。そして夜の街へ・・・

2007/10/12

MAXON AD-80 ANALOG DELAY

ありましたー!

どっか行って見つからなかったんですが、本棚にポッコリ立ってるのを発見。なんでこんな所に置いたんだろうか。しかもハダカで。箱あったはずだが。とりあえずひと安心しました。

ビニールテープにOdysseyと書いてあるのは、ン十年前にやってたバンドの名前です。それっぽい名前だがマルチバンドだったなぁ。フォーリナーから松田聖子までなんでもやってましたよ。

そいで音ですが、はっきりこもります。今じゃディレイ音がこもってるアナログ回路がもてはやされてますが、これ買った頃は生音が悪くなるので極力使わないようにしてました。Delay Timeが短いので使える曲も限られてしまいます。当時はディレイと言うとテープエコーが主流で、エフェクタタイプのディレイが出たのは画期的な事でした。値段は8千円位で、今となってはなんでもない価格ですが、高校生の当時は臨時収入でもないと買えない値段でした。今買おうとすると中古で3万円位の値がついてますね。お宝だわ。今度はDS-1発掘しないと。もちろんMade in Japanの。

Googleにひっかかる

最近うちのblogがGoogleで検索にひっかかるようになりました。こんなのこんなのをやっといたからでしょうか。Yahoo!も登録しといたんだけどそっちはまだひっかからんな。

2007/10/11

XOTIC BB Preamp

秋葉館のやってるプロレスグッズショップが、楽器屋を始めました。そこで奇跡的に爆安で売っていたBB。Webに出る中古は掲載発見→即決断しないと、あっという間にSOLD OUTになってしまいますが、FXを買う時に実物の試奏をしないで決めるのは余程の下調べと予備知識と決断力とカード限度額残高が無いと、簡単にはポチれません。

XOTICのFXはあまりの大絶賛と大量の使用ミュージシャンの紹介記事&サンプルビデオが逆にうさんくさくてスルーしてたのですが、ひょっとしてイイものはイイんでないかと思った瞬間ポチってしまった日曜の昼さがり。で、やっぱりいいです。OCDの投稿でも書きましたが、コンプ感がわずかにありながらクリアなブースト音。よく原音を殺さないブースターと評価されますが、やはり他には無い『BBの音』というのがあります。歪みは弱めで、RCやACよりは若干歪むようですが、Preampの名の通りブースターとしての使用が正しいでしょう。

こんなきれいなブーストができるなら、いいアンプがないとアカンなあ。

2007/10/09

オーバードライブ備忘録

歪道を歩んでいると名機と言われるものが目についてきます。忘れないうちに書いて後でじっくり品定め。

■ Landgraff - Dynamic Over Drive

いわゆるTS系にいろんなモードをつけた、ある意味万能選手。自作走り屋が一度は通る登竜門のような、「良い音のするTS」のお手本。高すぎるのがどうかと・・・

■ KLON Centaur

言わずと知れた九竜ケンタ。BANZAI Cold Fusionと言うドイツのFXがケンタそのものという話。

(2007/10/12) Cold Fusionは基板や2連POTがCentaurに似てるところからよく比較記事が書かれてますが、回路や部品構成が異なるらしいです。Harmony Centralでは絶大な評価を得ており、しかもCentaurをこけ落としてるReviewerが多いところから期待はできますが、王様には王様の音があり他の何ものでもないので、比較記事は話半分以下で見といた方がいいでしょう。悲しくも王様が高くて買えないので、良く似ているという噂でCFを買うのは止めた方がいいです。結局王様欲しけりゃ高くても買った方がいいです。かく言う私もCFを買ってしまいました。まだ手元にありませんが、届いたらレポします。

ちなみにFulltone OCDはVoodoo LabのOverdrive(Sparkleではない。他に何があったっけ?)と同じという話も。みんなパクリかどうかはわかりませんが、価格差くらいの中身の差はあってほしい。

■ Paul Cochrane - Timmy Overdrive

■ Lovepedal - White Dragon

後期のBlack Beautyと同じらしい。音圧はすごい。音が生アンプそのもので、余計な味付けが無い。その分ギターとアンプでしっかり音作り出来ないと、ひどいことになる。JCでも聴かせる音になるのが良いが、バンドの中では張りがありすぎてウルサイと言われそう。歪み自体は少ない。¥40,000以上もして中身はスカスカでしかも空中配線なので中学生が作ったゲルマラジオみたいで気絶しそうになる。

■ Lovepedal - COT50

おそらくWhite Dragonより部品点数は少なく、さらに気絶度合い高し。極力簡単な回路でいい音を作ろうとする姿勢は正しいと思う。ある意味高集積デジタル回路で徹底的にサンプリングで音を再現しようとするLINE6等と対極を行く考え方。

■ Lovepedal - Eternity

TS。OD9やTS9を持ってれば特にいらない。

■ Sub Decay - Liquid Sunshine

王様を超えたと言うが。

■ HAO - Rust Driver

■ Hermida Audio Technology - Zendrive

個人製作なのか、メールを送ると順番に作るらしい。できるまで待ってろ、出来たら連絡したる、と本人のページに書いてある。こんなんでも商売になるんですな。サンプルの音は良い。この手のFXはピッキング時にピキピキ音がするのがニュアンスが出てイイという意見もありますが私はあんまり好きじゃない。Zendriveはそれが少なめでいい感じがします。実物は弾いたことが無いのでわからん。

■ A.Y.A tokyo japan - drivesta

モードがいっぱいありいろいろ楽しめそうですが、結局TSです。ハードなディストーションまでこなせますが、ディストーションとしての音はいまいちです。ギターのボリュームを絞るとクリーンに近づきはしますが音がこもりまくります。

■ MI Audio - Crunch Box Distortion

明るい音で良く歪みます。うるさいくらい歪む。私には使いづらかった。

■ Fulltone - Fulldrive 2 MOSFET

TS-808、ケンタをお手ごろ価格で(それでも高い)凌駕するというODですが、なんか音が軽い。確かに良く出来てて色々なODのお手本にされる機種ですが、万能選手だけにつまらなさも。マルチモードのTS系ならばやはりLandgraffに軍配か。

■ DNA Analogic - GAIN FXXKER

IIではなく最初のモデルの方が良い。回路はBoot-Leg HIZUMI HZM-1.2と同じと言われるが、音は違うと思う。CUTツマミでのトーンコントロールとDRIVEツマミによる歪み量の加減が難しく、ヘタするとすぐにフィードバックする。ほんとに簡単にフィードバックするので、これはこれで遊べる。CUT/DRIVEで思い切って痛いくらいバリバリの音を作った後にPICKツマミを右に回し切る位にすると劇的に歪み量が変化し、絶妙のクランチサウンドが作れる。足し算型の音作りでなく引き算で作っていくという発想の転換が面白い。

■ F-Sugar fsp OD69

TS。よく出来てると思うがあえてこれを選ぶ意味は?

■ Crowther Audio - HOT CAKE

STDとBluesberry、OLDと3 KNOBSはそれぞれ同じらしい。さらにOLDの配線材を良くして緑LEDにしたOLD Specialもあります。電池の状態によって不安定になるらしい。

■ BLACK CAT - OD-1

■ Providence - STAMPEDE SOV-1

■ OM Laboratories (Wake Me Up Music) - Sahasrara

SingaporeのFX。これまたKLONと比べられることが多い。歪みは強い感じがする。

Fulltone OCD

一眼レフのボディを買うと色んなレンズが欲しくなるもので、今日はこれが(・∀・)イイ!!と思ってたエフェクタも明日になれば(・A・)イクナイ!!、もっとイイのがあるんでは、とひたすら歪み貧乏への道を突き進んでおります。Fulltone OCDはヘタすりゃ安いギターが買えてしまうようなブティックペダルで、それでもこの手の中じゃ安い方に当たります。


音は絶品。TS系に分類されるLED/ダイオードクリップは使っておらず鼻づまりはほとんどありません。これはVer.3で、POTやコンデンサの値がVer.1、2とは異なるようです。フタを開けるとケースにマジックでVer.3と書いてあります。


音圧は高く、オーバードライブ系のFXの中では良く歪む方です(あるいは音圧のおかげで歪みがちに聞こえるのかもしれません)。一緒に弾き比べたXOTIC BB Preampは良く似た音作りがされていると感じました。BB Preampの方が全体的に澄んだ音で、DRIVEをいっぱいに上げてもブーミーにはならないですが、その分歪みも少ないので、BBは評判通りブースター的な使い方が合ってるのかもしれません。OCDは単体での歪みでもいい音がしますが、DRIVEを2時以上に上げるとブーブー言ってつぶれ気味になるので、それ以下で使うのがいいです。


不思議なのは、BB Preampの方がOCDに比べてすこーしTS的コンプ感と鼻づまり感があるのですが、なぜかそれでも音が澄んで聞こえるんですよ(OCDもごくわずか鼻づまり感がありますが、ほとんどわかりません)。BBの音を「プアーン」とすればOCDは「ブオーン」。なんかBBを褒める内容になってますが、OCDはこれでいいんです。いい音でこんなに歪むなんて、あとはLovepedalか~(懲りてない)。

2007/10/04

BEHRINGER V-TONE GUITAR GDI21

たいへんよくできました。
何がって、TECH21 SansAmp GT2のことですよ。

BEHRINGERって恐ろしい会社です。ざっとエフェクター製品見たところでは、ほぼ先発他社のコピーで揃えてるというのが凄い。多分回路の簡素化とか独自の機能追加とかいろいろ研究はしてるんでしょうけど。このGDI21も、「21」ってネーミングがいかにもって感じでしょ。

音の方は立派に使い物になります。噂では本家のSansAmpよりいいって話も聞きます。何と言っても値段が魅力でしょ。実売¥5,000しないんだから。

2007/10/03

MAXON OD-820 Over Drive Pro, DS-830 Distortion Master

MAXONの安定したイメージというか、どこに出しても恥ずかしくない子に育ちました的な製品に没個性を感じながらも、結局定番に落ち着いてしまう人間の悲しさか。それでもたゆまぬ歪みへの追求は止みません。で、ODとDSの弁当箱シリーズです。

OD-820は謎多き九龍ケンタと非常に良く似た回路を持つと言われています。わざわざ意識してかMAXONのホームページでも比較記事にされており、音色は良く似ていると思います。良くも悪くもいわゆるTS9系の音です。てことは九龍はTS9一族の系図に載るんですよね。なぜ6万も7万もするのかはそれこそ謎の謎ですが。Charのせいだとしたら怒るでホンマに。

TONEの効きが良くないと言われるいろんなODが多い中で、OD-820は割とTONEが効きます。12時方向よりやや絞り気味にした時の、ハーフトーンのようなコワっとした音が何ともTS系独特のMid Comp感でやっぱり気持ちいいです。JL&CのTRI CYCLEでよく聴かれる音ですね。これがあるからTS系は止められない。

DS-830。ODは大音量のクランチしたアンプで弾く機会がなかなか持てない宅弾き野郎にはいつも歪み感が物足りなく感じるので、ためしにディストーションを入れたんですが、このDSは使いにくい。何がって中途半端なんすよ。OD-820のDRIVEツマミをいっぱいに回して、もっと回すとDS-830になったって感じで、音も非常に良く似てます。GAINを絞るとODとしても十分使えます。これ本当にディストーションなんですかってくらいピッキングニュアンスが出ます。弱く弾くと歪まないし、強く引くとバリバリに歪むし、BOSS Dyna Driveみたい。で、それなら良く出来てるじゃんとも思いますが、DSって名前に期待するジャーっていう音じゃなくて、やっぱOD的な音が中途半端に感じる所以かもしれません。やっぱ私はファズ好きなのかも。

2007/09/22

KTS PR-08WD Titanium Bridge Saddles for Telecaster (Compensated)

チタン製のテレキャス用ブリッジです。アミーゴ'50に載せるつもりです。普通ならこんな高いアフターパーツは買わないんですが、珍しく中古で半値以下で出てたので手を出してしまいました。

これはコマに角度がつけてあり、オクターブピッチに貢献します。中古とは言えチタンなのでほとんど劣化がなく、弦を張った痕の溝が掘れてません。

このパーツは本来Fender Japan用で、また1950年代のTelecasterにはこの径(0.315")のブリッジではなく0.250"のものが使われていたので、それだけでもちょっとどうかなと思いますが、付け替えてみて良かったらそのまま使おうと思います。