80年代製、骨董品的東海楽器のフランジャーTFL-1は、BOSS BF-2のコピーと言われてます。チップはMN3102、MN3207を搭載。これはプリンス通信工業(ARION) SCH-1、Ibanez CS-5、YAMAHA CH-10MⅡ、それにMAXON CS-550など名だたる(?)コーラス類ではほとんど採用されてます。というかコーラス/フランジャー作るならこれ?
フランジャーというとジェット音ですが、そんなに効果は深くありません。どっちかと言うと、明らかに「今ペダル踏みました」みたいな変化でなく、やんわりかかる感じが自然でいいです。弱めにかけるとコーラスみたいにも使えます。
こいつといい、BOSS CE-2Bといい、モデルになったものと似たような回路でプレミアのつかないエフェクタの方がまともな中古としての道を歩んでるのとちゃいますか。
ツマミは4つあって、次のとおり。古い機種なのでスペックも書いときます。
MANUAL
Delay Timeの調整。時計回りで短く、反時計回りで長くなります。
DEPTH
Sweep Rangeの調整。時計回りで変化量が増加します。
SPEED
時計回りでスピードが速くなります。
FEEDBACK
フィードバック量を調整します。時計回りで増加します。
スペック
入力インピーダンス: 470 kΩ
出力インピーダンス: 10 kΩ
消費電流: 15 mA
ノイズレベル: -90 dBm (C specificity)
サイズ: 69(w) x 61(h) x 126(d) mm
重量: 500g
LFOスピード: 0.06 - 10Hz
ディレイタイム: 1-15ms
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